徒然の記〈優しげなサタンが微笑むように〉

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 晩春の候。
 も終わりに近づき、東京は、すでに梅雨の走りでしょうか。
 連日、どんよりとした、湿ったが広がっています。
 鉛色のと、シトシトピッチャンと降る重苦しい雨・雨・雨…
<天高く、風薫る季節>は、一体どこへ行ちまったのか…
 このところ、ほとんどそんな毎日です。

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 それにしても…ね~~。
 こう毎日梅雨梅雨空ばかりでは、ワタクシ的には、ただひたすらに麻痺した左半身の痺れが強まるばかりで、不快ったら、ありゃしないのです。
 どこが、どう不快かと聞かれましても――
 いわゆる15年来科せられ続けている<地獄の責め苦>の一環とでも申しましょうか…悔しいけれど、麻痺している者にしか分からない、形容し難い不快感なのです。
 解消法と申しましても…チッ!
 只々ひたすら耐え忍ぶのみで…
 あとは、精神力のみなのでございます。(ふ~~)
 この分では、本格的な梅雨入りを前して、更なる覚悟を決めねばなりませぬ。

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 それやこれやで、月並みではありますが――
 今年もまた巡りめぐって、が映える季節になりました。
 光陰矢の如し…。されど一年。
<時>は、確実に前進し続けています。(しみじみ)

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 そういえば、今年の5月5日<こどもの日>は、毎年我が家のベランダから見えるお向かいの家の<鯉のぼり>が、いつもより遠くに、いつもより高く見えました。
 その上、<鯉>の数のほうも、いつもより半分ほどしかなかったのは…
 もしかしたら、ポール(棒)の設置の位置を変えたのかしら?
 連日ののせいで、<鯉>の数を減らしたのかしら?
 などと、今年も愚にもつかない妄想を…つまり、屋根しか見えない<みず知らず>のお宅の鯉のぼり事情を、勝手に妄想して見上げていたら――
 
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が偶然<東京タワー>に行ったとかで、「ほら、こんなにいっぱい泳いでいた」と、撮って来た写真を見せてくれました。
 なんでも<東京タワー>の高さに因んで333匹の、巨大な<鯉のぼり>を、放出したのだそうです。
 恒例だという事ですが…初めて見ました。壮観ですよね。
<鯉のぼり>って、僅かな期間にだけ観られる男の子だけのものですが…
優雅で艶(あで)やかで、生命力を秘めた空のアートですよね。

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 さて、ロシアウクライナ<戦争>が始まり、世界は不穏な空気が立ち込めています。
 また、中立国だった北欧のフィンランドでは、つい先日<NATO>(北大西洋条約機構)に加盟し、次いでスエーデンも加盟。色々な意味で周辺国が揺れ動いています。
 唐突に始まったロシア軍によるウクライナへの侵攻。
 やられたらやり返す、力と力の攻防戦。チラつく核戦争の危機…。
 聞くところによると、どうやら<世界の終末時計>は、あと100秒を残すだけだそうですが…

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 いつ終わるとも知れぬ、悲惨な<戦争>の実態と、嫌でも巻き込まれる人々の焦燥感…。
平和への希求。地球は一つ。
 世界の滅亡に繋がる<核戦争>だけは、なんとしても避けて頂きたいものです。

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 そんな中で、その後の<新型コロナウイルス>の現況と言えば――
 地球上に出現して、早や3年という歳月が過ぎました。
 見えない病原菌と闘う嫌悪と恐怖…。
 当初は、あまりにも<謎>過ぎて、ひたすら震え上がったものですが――
 今は、マスク生活もすっかり定着し、あれほど敏感になっていた<ソーシャルディスタンス>も緩和の方向にあり、徐々に、徐々に元の日常生活を取り戻しつつあります。

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 とは言え、国内の感染者数のほうは、いまだに日々数万人。
 東京だけでも、日々数千人の新規感染者が出ている始末。
 まだまだ<収束>とは言い難い、不安な状態です。
 今や世界では、累計感染者数5億人を超え、累計死者数が、600万人を超えたそうで…
 日本でも、3年間830万人を超える累計感染者数と、3万人を超える累計死亡者数だそうです。

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 よくぞまあ、流行りに流行ったもの。よくぞまあ、怯(おび)えに怯(おび)えたものと、今更ながら3年間の道のりを振り返ることがありますが――
 自粛、自粛で明け暮れた世の中の動きのほうも、こうコロナ対策が長引いてしまうと、としても経済が成り立たないのでしょう。
 少しずつ水際対策の見直しや、屋外でのマスク着用の緩和など、緊張感が薄らぎつつあります。
 国内では、<ゴールデンウイーク>を境にして一気に緊張のタガが外れた感がありますが、まだまだ安心は出来ません。
 それにしても、闘う相手の<本性>が見えない不気味さ…
 いい加減うんざりです。

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 先月(4月23日)、北海道・知床半島沖オホーツク海で、乗客乗員26人を乗せた<観光船KAZU I(カズワン>が沈没し、いまだに12人の乗客が行方不明のまま見つかっていない事故が起こりました。

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 あれから、すでに数週間以上経ち、14名死亡が確認され、行方不明者12人のまま、いまだに捜索が続いています。
 人災なのか?事故なのか?
 現場海域は、いまだにが強いため、無人潜水機を使えず難航しているそうですが…
 悲惨ですよね。一日も早く救出して欲しいものです。

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 一方、不可解な事件ということでは――
 今から3年前(2019年)、当時小学1年生だった<小倉美咲ちゃん>が、静岡県のキャンプ場で行方不明になり、捜索を続けていたそうですが、つい先日、突然山梨県道志村で、<人骨><頭蓋骨>が見つかったニュース。
 あまりにも残酷過ぎて、衝撃を受けました。


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 報道によると、発見された人骨頭蓋骨も、行方不明だった美咲ちゃんのものと断定したそうです。
 そのため、山梨県警は、事件事故の両面で捜査を続け、美咲ちゃん死亡に至った経緯を調べているそうですが――
 とにかく真相究明が待たれるばかりです。
 一寸先は闇。世の中、至るところ獣道(けものみち)だらけです。
 

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 ついでに、少しだけワタクシメの近況を書きますと――
 最近、何かの折に、麒麟(きりん)も老いては駑馬(どば)に劣るという諺(ことわざ)を知りました。
「ど、駑馬…?」
 知らなかったので調べてみたら、駑馬(どば)というのは、足の遅い、無能な駄馬(だば)のことだそうで…
 要するに、どんなに秀才でも、をとって衰えてくると、凡人にすら及ばなくなる、という意味だそうです。

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「なるほどね~」と妙に納得していたら――
 今度は駑馬十駕(どばじゅうが)という四文字熟語を知りました。
 こちらのほうは、駿馬(しゅんば)は一日千里もの距離を走るけれど、それが足の遅い駄馬だとしても、十日も走り続ければ追いつける、ということで…
 要するに、どんな凡人でも、努力さえすれば才人に並ぶことが出来る、という意味だそうです。
 で、またしても「なるほどね~」と思ったものですが…
 同時に、だからこそ私のような凡人は、人の10倍の努力を要する事にも気がつきました。
 少々恥ずかしい、間抜けな事実を白状しますと――
 私の中では、すでに何年も前から、ある時点で<時> が止まっているのですが、知りたいこと、やりたいこと、好奇心、物欲だけは、今も留まることを知りません。

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 だから…でしょうか。
 常に何かに追いかけられている強迫観念があり、気持ちばかり焦って、ゆったりとした気分になれないのです。
 その上、時々、眼前の突き当りに見える「老いて朽ち果てるのみ」一本道しかない事を忘れ、「いずれは…」、「いつかきっと…」と、この期に及んで明日にを託しちゃっているのです。
 もしかしたら、長年のうちに積もりに積もったマゾヒスティック症候群?の副作用かもしれません。
 そうして、ハタと我に返り、「そうそう。死ななきゃいけなかったんだ」と、改めて自身の年齢を思い出すのです。(あながち笑い話でもないのです)


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 余談になりますが――
 現在我が家には、ちょっとしたお笑いブームが来ています。
 東京では見られないローカル番組や、ユーチューブなどを、テレビの大画面で観ることです。
 中でも、某お笑い芸人かまいたち)がお気に入りで、久々に嵌(はま)りに嵌(はま)っています。

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 勿論、今の世代のお笑い芸人は、全般的に好きですが――
 特にかまいたちは、お気に入りなのです。
 怜悧で、どこか危険な毒素を孕む山内クンのボケと、長身で、親分肌で、可愛いのに大人の優しさを感じる濱家クンの突っこみが心地よくて、ついつい惹き込まれて笑ってしまいます。

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 見た目の好さは勿論の事、独特のちぐはぐ感とコンビ愛が、数いるお笑い芸人の中でも異彩を放っているから…かもしれません。
 で、最近は、長引く閉塞感の日々の隙間を、彼らお笑い芸人たちの無償の笑いで癒してもらっているのですが…
 考えてみたら、好きなお笑い番組を何度も見て、何度でも同じところで笑えるようになったら、お笑い好きも、かなり重症化していると思いません?

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 それにしても、人を笑わせるという難易度の高い神業(かみわざ)と、笑わせる本人の、心の裡の落差…。
 目に見えないものの中に潜む本質の重みと、目に見える真実の重み…。
 図り知れません。
 最近、相次ぐ著名人の自殺など、社会全体がコロナ禍で疲弊している中で、ふとそう思いました。

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この記事へのコメント

ダダさん
2022年05月19日 17:12
コント・レオナルドの熊さんが、石倉を相手に、
中曾根康弘を揶揄する「芸」が好きでした。
夢子
2022年05月20日 11:14
ダダさん、こんにちは。
ありがとうございます。

そういえば、レオナルド熊さんって、いらっしゃいましたね。
懐かしい芸人さんです。
ちょび髭を生やして、ハチマキ姿が「バカボンのパパ」みたいで…
早くに亡くなってしまったと記憶しています。

笑いや癒し系の「芸」を見るのって、日々の生活には必須ですよね。
旅人
2022年07月10日 00:23
夢子さん、おひさしぶりです。

暑中お見舞い申し上げます。

夢子さんはまだ引っ越しされないんですか?

自分はもう引っ越したんですけど、ロゴがウェブリブログからSeeSaaブログに変わるだけでほかは何も変わりませんよ。

URLは変わりますが古いURLを新しいURLに変換するプログラムが組まれてるらしく、ブックマークはそのまま使えます。

簡単ですので早いとこすませちゃってください。

では、異常な猛暑の中、お身体をこわさないようくれぐれもご自愛ください。
夢子
2022年07月10日 15:30
旅人さん、

暑中お見舞い申し上げます。

本当にお久しぶり。嬉しいです。
ブログが終わる件。BIGLOBEの事務局からのお知らせを読み、実は少なからずショックを受けました。
なにしろ、2005年の開設以来ずっとお世話になっているで、今更他に引っ越すなんて、考えた事もなかったからです。
旅人さんは、早々とお引越し済まされたんですね~。
ご親切なアドバイス、ありがとうございます。
そうですね。
出来るかどうか…ちょっと遅くなるかもしれませんが…
私も旅人さんを倣って、年内には同じ所にお引越ししたいと思っています。
旅人
2022年07月11日 01:35
夢子さん、See Saaブログはウェブリブログのシステムをそのまま引き継いでいるようです。
ですから、ブログの全記事を一括で自動的に移し替えることができるんです。

他のブログに引っ越す場合は、それぞれのブログ記事を手動で一つ一つ移動させなければならないようです。

何といっても見た目も使用方法もまったく変わらないのが魅力です。

よろしかったら、引っ越した自分のブログを見に来てください。ブログ名は変えてありますが見た目は以前とまったく変わりません。

初めてのことで不安もおありでしょうが、思いきって始めて早く楽になられた方がよいと思います。

夢子さんにとってブログは、想いのすべてを書き綴った、私小説のような大切な存在だと思いますので。
夢子
2022年07月11日 16:22
旅人さん、こんにちは。
ありがとうございます。
旅人さんのブログ、拝見させて頂きました。

そうですね。
詳細は、まだよく心得ていませんが…
なるべく早くお引越しするようにしますね。

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